☆身近な食品でぶくぶく入浴剤レシピ☆
<材料>小さなカップ2こ分
・重曹(Baking Soda) 50g
・クエン酸(Citric Acid) 25g
・天然塩 小さじ1
・コーンスターチ(または片栗粉) 10g
・植物性オイル 小さじ1弱 →グリセリンでもOK・・・今回は身近な食品,という観点でオリーブオイルを使いましたが、お湯に入れると少し油っぽくなってしまいます。これが気になる方はグリセリンの方がいいかと思います。
・あればお好きなエッセンシャルオイル 10てき
<作り方>
1.重曹、クエン酸、塩、コーンスターチをボウルに入れて混ぜ合わせる。
(コーンスターチが重曹とクエン酸の空気中での化学反応を止める役目を果たしてくれます。よく混ぜてくださいね。)
2.オイル(またはグリセリン)をたらす。(色を付けるときは、食紅をオイルによく混ぜてからたらす。)
3.好きなエッセンシャルオイルをたらす。
(実験では,エッセンシャルオイルの代わりにレモンやグレープフルーツの皮をいれました。)
4.よくこねる。
5.好きな型につめる。(シリコンのゼリー型や製氷皿がおすすめです。)
6.40分~1時間ほど置くと固まる。
☆重曹(炭酸水素ナトリウム=NaHCO3)は皮膚や汗腺の脂肪汚れを洗浄する効果があり、入浴後のお風呂掃除も楽になります。
また、クエン酸は皮膚を酸性から守り、アルカリ性に保ってくれます。
一石三鳥の入浴剤です!
☆水などの液体を加えると化学反応が起きてしまいます。液体の食紅の入れ過ぎに注意しましょう。
どうしてお湯にいれるとぶくぶくするの!?
重曹(炭酸水素ナトリウム=NaHCO3)は、水に溶けるとアルカリ性になり、クエン酸は、水に溶けると酸性になります。
この2つを混ぜて水に溶かすと、化学反応が起きて二酸化炭素(Co2)のガスが出ます。
ぶくぶくと出るものの正体は、二酸化炭素のガスだったのです。
☆ちょっとチャレンジ!☆
おふろ(お湯)に入浴剤を入れて、あわが出終わったら、その上にシャボン玉を落としてみましょう。シャボン玉はどうなるかな!?
(入浴剤から出た二酸化炭素が空気より重いので水面にたまり,跳ねたり静かに止まったりします。)